目的を持ってリーダーシップを発揮：マーケティング＆コミュニケーション担当副社長に就任したハンナ・ベレウス

2024年12月1日付けで、ハンナ・ベレウスをマーケティングおよびコミュニケーション担当副社長に任命したことをお知らせいたします。ハンナは、ソフトウェア、自動車、デザイン業界において企業の成長と変革を推進してきた実績を持つ、マーケティングおよびコミュニケーションのプロフェッショナルです。彼女の新しい役割は、ワイヤレスカーのブランド強化、戦略的イニシアティブの推進、そしてコラボレーションとイノベーションという企業文化の醸成を主導することです。

「ハンナ・ベレウスをワイヤレスカーのマネジメント･チームに迎えることができ、大変嬉しく思います。ハンナは入社以来、その分野における卓越した専門知識だけでなく、優れたリーダーシップを備えていることも示してきました。彼女の戦略的なグローバルなビジョンと、細部まで配慮された広範な長期的な目標において、卓越性を追求する揺るぎない姿勢は、すでに大きな影響をもたらしています。

マーケティングとコミュニケーションを強化することは、目的を持って会社を導き、われわれの戦略と事業目標を達成するための鍵となります。ワイヤレスカーの未来を共に築きながら、協力関係を深めていけることを楽しみにしています」 - ワイヤレスカーCEO、ニクラス・フローレン

私たちは、ハンナに新しい役割、これまでのキャリア、そして将来のビジョンについていくつか質問をしました。

ワイヤレスカーのマーケティングおよびコミュニケーション担当副社長に就任するにあたり、最も心躍ることは何でしょうか？

ワイヤレスカーがこれまでに歩んできた成長の道のりにとても感銘を受けています。新しい自動車ブランドを顧客として獲得できたことや事業ポートフォリオの拡張、新しい地域での事業拡大、そして財務実績と企業文化の両面での成長などであり、その中心には常に人々がいるということです。それはまさに、 8か月前にマーケティング、コミュニケーション、ブランドを1つの部門に統合するという使命を持って入社した際、私がワクワクしたことであり、そのワクワクは今も持続しています。そして新しい役割を得た今、私はワイヤレスカーが創業以来続けてきた”ジャーニー”をさらに継続して行くことをとても楽しみにしています。そのためにも、成長を可能にする活動のためだけでなく、ユーザーとブランド中心の視点を全社的なプロセスや意思決定に組み込み、より強固なブランド、ポジショニング、統一されたストーリーを構築していきたいと思います。また、私自身にとっても非常に重要なテーマである、企業精神と文化に関する戦略的責任を担うことも楽しみで仕方がありません。

これまでのキャリアを通じて、どのような強みや経験をお持ちですか？

これまでのキャリアにおいて、主にソフトウェア、自動車、デザイン業界でさまざまな経験を積んできました。共通しているのは、ゲームチェンジ、急速な変化、革新などによって定義されるグローバルかつ多文化的な環境で働いてきたことです。過去15年間は、マーケティングとコミュニケーションのバリューチェーン全体を統括する役割を務めてきました。ボルン社では、世界屈指のプレミアムファッションブランドと提携し、フローリングからライフスタイル全般へとブランドアイデンティティを転換し、数年で25の市場を開拓しました。ボルボ・カーズでは、目的ベースで人々に焦点を当てたコミュニケーションを構築するための抜本的な改革の一翼を担い、ネットクリーン社では、事業のグローバル展開を図って全社的な再ポジショニングを完了させました。

ワイヤレスカーでの新しい役割において、私は戦略的かつ包括的なビジネス思考、人間重視のリーダーシップスタイル、そして情熱と前向きな姿勢によって、マネジメント･チームに新たな視点をもたらすことができると思います。

ワイヤレスカーに入社してからの数ヶ月間、どのようなことを優先的に取り組んできましたか？

これまでの私の主な優先事項のひとつは、戦略的な価値と効果をもたらすために、権限を委譲して、創造性にあふれ高い成果をあげるチームを構築することでした。これは今後も継続していく取り組みです。また、業界における課題と機会について、そしてお客様と社員の両方についても深く理解し、ワイヤレスカーを次のレベルに引き上げる方法を模索することを重点事項として取り組んできました。これも同様に今後も継続していくものです。私は、社内および社外との関係構築やコラボレーションを通じて、こうした取り組みを継続していきます。ワイヤレスカーで働き始めてすぐに私が気づいたの、リーダーとしての私の優先事項のひとつは、常に私を頼りにしている人々のために必要な条件を整えることです。これを実現するには、強固な関係と対応力が鍵となるでしょう。

マーケティングとコミュニケーションの分野で、今最もエキサイティングだと感じているトレンドは何ですか？

私がマーケティングとコミュニケーションの仕事に携わる上で常に重視してきたことのひとつに、この分野の絶え間ない急速な進化があります。新しいテクノロジーは、私たちの働き方を絶えず変化させ、マーケティング・コミュニケーションのプロフェッショナルである私たちに、常に一歩先を行くことを求めています。AIの活用は言うまでもなくトレンドのひとつですが、働き方や今後必要となるスキルセットや役割を根本的に変えるという意味において、AIはトレンドという以上に重要な役割を果たしています。もちろん、倫理的な観点からの議論も避けられません。

ここ数年、マーケティングテクノロジーとデータ、インサイトにほぼ二極化する傾向が見られました。この傾向は依然として続いているものの、B2Bセクターでは感情に訴えることで需要を喚起する動きが活発化していると感じています。結局のところ、ビジネスとは人間に関わるものであり、人間は常に理性的であるとは限りません。この傾向は私にとってより深いレベルで納得できるものであり、データ、テクノロジー、感情を結びつけることにこそ意味があると考えています。

マーケティングおよびコミュニケーション担当副社長に就任したハンナ・ベレウスを歓迎しましょう！