真のグローバル企業になることは、WirelessCarにとって、そしてお客様にとって何を意味するのか？

2024年でWirelessCarは25周年を迎えます。ミュンヘンにオフィスを開設した去年に引き続き、今年はアジアでのプレゼンスを高める年にします。1999年に小さなテレマティックス･サービスプロバイダーとして創業して以来、WirelessCarは真のグローバル企業へと成長を遂げました。このことが自動車産業のお客様にもたらすメリットとはなんでしょうか。また新たな人材にとって私たちの職場はどのような魅力があるのでしょうか。

WirelessCarがグローバルな存在感を持つことでOEMが得られるメリット

コネクテッドカーサービスが欧米のニッチな製品であったのはもう過去の話です。コネクテッドカーサービスのプロバイダーであるか開発者であるか（またはその両方）にかかわらず、微妙な違いを理解した上でグローバルな視点をデジタルサービスポートフォリオに適用することが不可欠です。市場によってニーズも課題も異なりますが、新興国市場の潜在能力はまだ充分に開拓されていません。

自動車市場の多様性や、コネクテッドカーが実現する多種多様なサービスには課題もあります。たとえば地域で異なる法的枠組はもちろんのこと、市場の成熟度やお客様の期待の違い、といったことも含まれます。

OEMがこれらの課題を克服するうえで、WirelessCarのグローバルな存在感がどのように貢献できるのでしょうか。

1. 市場開発：世界中の主な自動車市場に事業所を持つことで技術開発において優位な立場を維持し、現地の慣習を理解し、特定の市場のニーズを満たす能力を高めることができます。

2. 法的要件： 特定の市場の（頻繁に変わる）法律、法的要件を順守し、これに基づいて活動することが容易になり、コネクテッドカーサービスのコンプライアンスを常に最新状態に保ち、しっかりと各市場に準拠させることができます。

3. 業務効率： 柔軟性が増し、より充実した協力、現地サポートを提供することができます。必要な時に、必要な場所で、容易にビジネスを拡大することができ、国境、時差を超えてより効率的にビジネス運営ができるようになります。

4. 地理的近接性： 今日のデジタル時代においても、OEMと可能な限り親密に会談、協力することで、より優れた製品を開発することができ、コネクテッドカーサービスに関するより多くのアイディアを生み出しやすくなります。

5. 人材採用： グローバルな存在感が増すことで、従業員はもとより、WirelessCarへの就職を考えている人材にとってもより魅力的な企業になります。これにより、未来のコネクテッドカーサービスを生み出す人材の発掘や採用が容易になります。